「ありがとう」はうれしい
ある人に「誕生日おめでとう」と伝えましょう。年を一つ重ねることは
普通は誰にとってもたのしいことではないはずなのに、やはり
誕生日がくれば「おめでとう」と言いたくなってしまいます。
逆の立場で考えてみましょう。
年を一つ重ねたから嬉しくないはずなのに
「お誕生日おめでとう」と言われたら。
うれしいかもしれない。
そこでわかりました。
誕生祝いの言葉には「あなたがこの世に生まれてくれてありがとう」
という意味が常に隠れています。
だからそういわれて嬉しいのでしょう。
でも、なぜ、その意味が隠れていると人は嬉しくなるのでしょう。
もしかしたら、人がこの世に生まれてきたことの意味は
「他の存在から自分が喜ばれる存在であること」なのかもしれません
他の存在とは、もちろん人間も含めて、動物や植物を含めた
すべての存在です
だとしたら「ありがとう」「うれしい」といわれたときに
わたしたがうれしくなるのも納得できます。
つまり、生まれてきたことの意味が「喜ばれること」であるから
わたしたちはそれを言われたら幸せになるように
プログラムされているようです。
著者不明