こだわって生きてみよう
「頑張りなさい、努力しなさい」と言われ続けて
それにこだわって生きていくと
途中で「向かい風」をもろに受けるが
そこで手放してみると「追い風」になってくる

人生の構造をマラソンにたとえると真ん中に
「折り返し地点」があってそこで前半生と後半生に
分かれています
そこをマラソンランナーのように走っているのが
私たちです。
走る途中に風が吹いていて前半生までは努力し
がんばることが「追い風」になってくれます
夢や希望を持ち、何かを得たいと思うパワーや
エネルギーが原動力になって自分を前に
突き動かしてくれます
「折り返し地点」を過ぎた後半生になると
今度は逆向きに走っていますから
自分が望めば望むだけ求めれば求めるだけ
「向かい風」になります
そこで「こだわり」や「執着」を捨てると
後半生では「向かい風」が小さくなり「追い風」の
力が大きくなります
この構造論がわかってくると、もう迷わずに生きていけるでしょう
若いころにがむしゃらになって頑張ってきた人も
「もう自分は折り返し地点をすぎたな」と思ったら
「こだわり」や「執着」をすてていったらどうでしょう
そうすれば心も体も楽になり自分の足で歩かなくても
風の後押しでどんどん前に進んでいけそうです
著者不明