私たちが住んでいる国
「悲」という字は「非ずの心」
「そうではない、そうではない」と思う心
![](https://static.wixstatic.com/media/2539940efd8f4817879c77528c5f317c.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/2539940efd8f4817879c77528c5f317c.jpg)
もののとらえ方によって私たちが住んでいる国は
三つに分かれているのではないかと私は考えます
一つ目の国は「悲帝国」。「悲しい」は「非ずの心」と書きます
コップに水が八分目まで入っていても「八分しかないじゃないか」
と否定的に考える人たちの国です
「悲帝国」の住民は目が見えているだけでも
十分幸せなのに「もっとどこかに幸せがあるはずだ」と
満たされない心で生きています
二つ目の国は「好帝国」。
この国の人たちはどんなことがあっても
「うれしい、楽しい、幸せ」と肯定的にとらえます
明るい人たちの集団といえるでしょう
三つ目の国は江戸弁になりますが「ありが帝国」というもの
コップに三分目までしか水が残っていなくても
「誰かが三分だけ残してくれた、ありがたい」と
感謝の心でとらえる人たちの集団
この「ありが帝国」の住民は自分以外のものに手を合わせ
笑顔で「ありがとう」を言い続けている人たちですから
謙虚に穏やかに生きています
楽に、楽しく生きている人たちではないでしょうか
著者不明