怒るという感情
本来は人の心に怒りの感情はない
穏やかな心を「起こらせる(立たせる)」ことを
「怒る」「腹が立つ」という
もともと人の心は平静。腹が立つようにできていない
赤ちゃんは生まれてきたときに三つの感情しか持っていないようです
スヤスヤ寝ているときの「安らぐ」という感情が一つ
「お腹がすいた」「おしめが濡れている」などの要求を
訴える時の「泣く」という感情が二つ目。
さらに赤ちゃんと目が合うとニコッと笑う。
なぜ、本能的に組み込まれているのかはわかりませんが
「笑う」というのが三つ目です
「怒る」という感情はありません。
もともと人はその感情もって生まれてきていません。
おそらくは親や社会から後天的に掘り込まれたのでは
ないのでしょうか。
ならば、どこから人から「怒る」という感情を学んだのでしょうか
「怒る」というのは、穏やかな心を「起こらせる(立たせる)」
ことをいいます。気に入らないことがあった時に
「腹を立ててみせる」という大人の方法論です
大人が怒った時に、立場の弱い子供は譲歩して口答えを
しなくなります。その代わりに自分も方法論として
「怒る」ことを真似するようになります
宇宙現象に「腹を立てる状況」はありません
自分勝手に演技をしているだけです。
それに気づけば腹を立てることもなくなるのではないのでしょうか
著者不明