恋愛の本質
「恋愛」や「結婚」は「好き」という概念よりも
「この人から褒められたい」という概念に近いかも。
「好き」「愛してる」が言いにくければ「褒める」ことで
互いの本質を確認し、維持できそう。

ある人と恋愛をするということは「特別な人」「特定の人」に
「ほめられたい」ということかもしれません。
そういう人を確保することが恋愛の本質でしょう。
結婚し、家庭を持ったら妻はいつも夫に「ほめられたい」と
思い、夫も妻に「ほめられたい」と思っているはずです
そういう人を選んで結婚したのですから。
妻は「料理がおいしい」と言われれば
何年たってもうれしいでしょう。
夫も「日曜大工がこんなに上手だと思わなかった」と
言われればどんどん家具を作ろうと思うでしょう
「好き」「あいしてる」と言い続けることも素敵ですが
「褒める」ことでも相手を選んだことの本質を確認できます
それが夫婦関係の維持につながるのではないでしょうか。
ほめられたい相手を求めない人は「虚無的」と
いうことができると思います。
おそらくは「人から褒められる」という経験があまりなく
そのつらさに耐えるために「心を閉ざす」という
方法を取ったのではないでしょうか。
「虚無的な人」でも「ほめられたい誰か」が出現すれば
たぶんやる気になり、生き生きするようになると思います
それこそが人間が恋愛することの本質なのかもしれません。
著者不明