小さなことからつながる
積み重ねて歩んでいる。一つ一つのドミノは
材質も形も重さもすべて同じ。
すべて同じように「大事」

作家のアーティスト・ヘミングウェイが子供の時
ある小さな町を歩いていたら突然竜巻に
巻き込まれてしまいました
彼は竜巻が通り過ぎていくまで目を閉じて待っていましたが
目をあけるとどこから飛んできたのか、足元に紙切れが
落ちていました。
そこには「海」のことが書いてあったそうです
そのとき「海のことを小説に書きたい」と思ったそうです
これがのちの「老人と海」という名作につながりました
竜巻のあったことを重要ではないと思うかもしれませんし
紙切れを読んだことも重要ではないかもしれません
「海を知りたい」というのも思いつきにすぎなかったかも
しれません。でも、「老人と海」という名作ができたあとでは
一つ一つが「欠かせないこと」になります
一見、小さなことに見えるけれども大きなことにつながっていたりします
だから人生で起こる出来事や出会う人々を大きいとか
小さいと区別することはできません。
すべてのドミノは材質もかたちも重さも同じもの。
そう考えるとどんな小さな出来事もささいな出会いも
すべて「大事」であることがわかります
著者不明