運の悪い人
私は運の存在を強く信じている
そしてその運というのは私が学べば学ぶほど
私についてくるのがわかる
運については、人の関心は高く、運がよくなるための
グッズが売れたり、運の指南者も結構いたりする
が、結局運というのはジェファーソンが述べるように
学び続ける人、向上し続ける人、工夫し続ける人に
最も訪れてくるというのが正解なのである
本人は何もしないで”ラッキーカラー”を身にまとい
”幸運の財布”を持っていても、何一つ自分自身の成長はなく
小さなことに一喜一憂するだけの人間となってしまう
おそれがある。
ただ、自分は強運な人間だと信じ込むことは
有意義だろう
なぜなら、これだけ前向きに仕事にも勉強にも
取り組む人間だからと、自分に言い聞かせる一つの
よい手段となるからだ。
サミュエル・スマイルズも「自助論」のなかで断言する
「幸運の女神はわれわれ人間ほど盲目ではない。
現実の人生を見ればわかるだろう。腕の良い航海士にはいつも
風邪や波が味方するのと同じように幸運にも常に
勤勉な人間の肩をもつのである」
著者 トーマス・ジェファーソン