心のありようが幸福を生む
私たちの幸福のほとんどは
その生まれ持った境遇にあるのではなく
私たち自身の心のありようで決まるのである
幸福とは、私たちがこの世に生まれてきてよかったな、
生きていてうれしいなと心が感じるであろう
あくまで、心が感じるかどうかが重要なのである
「幸せだな」と思えれば、人生は楽しくて生きがい、
やりがいを感じられていることにもなる
つまり、人との関係もうまくいき
仕事も充実しているということだ
こうしてみると、うまれついての境遇などまったく
関係ないことが分かる
いや、むしろ、生まれつき境遇が良い人のほうが
人生に寂しさや不満を持つことが多い
というのは、人が生まれてきたこと、生きていることの幸せ
喜びを最も感じるのは、自分の力で苦労に打ち克って
目標を達成していくところにあるからだ
やはり心のありようこそが幸せのカギを握るのだ
著者 マーサー・ワシントン