教えることは自分が多く学ぶことである
教えることは2倍学ぶことである
教えることは本当に難しい。
しかし、だからこそ教えることは自分が変わるほどに
学ぶことである。
一つは、自分の理解が不十分で力がまだ足りないことによる
自分勝手に思い込んでいることもある
人に教えるにあたって「なぜそうなのか」を
初めて考えることも多いだろう。
その時自分がどうしてこう考えているのかもよくわかる
もう一つは教える相手がそれぞれに個性があって
才能のありかもそれぞれ違うからだ
最初の獄中の中で囚人たちに持ち回りの講義を
してもらい、それを講評したのが名著「講孟劄記」である
松陰わずか20歳のときだった
これは私の推測だが松陰は日本の将来をどうしていくかと
教えていく中で、自分も動かなければならないと
自分自身を大きく変えたのではないか
著者 ジョセフ・ジュペール