人生の意味を考える
私たちは、三つの異なった方法で人生の意味を
発見することができる。
それは
1、よいことをすることによって
2、価値のある体験によって
3、苦しむことによって
の三つである
精神科医としても著名だったフランクルが
ナチスによる強制収容体験をもとにして著した
「夜と霧」は世界中で読み継がれる大ベストセラーだ
そのフランクルが人生の意味を考え抜いて三つで
考えよと提唱する言葉は意義深い
フランクルによると、三つのことで人は
自分を成長させ本当の人生の意味を発見するという
一つ目はよい行いをしてみよ、という。
人に良いことをすることで、人に喜ばれ自分も喜ぶ
事が分かるだろう。生きている喜びになる
二つ目は価値のある経験をしてみよ、という。
社会に役立つ仕事に従事し、立派な人たちにも
評価されるようなことだ。人生が充実する。
三つ目はフランクルが極限の苦しみの中で悟った
ことからでてくる。
人間は苦しむこと、苦難の中からしかわからないもの
つかめないものもあるということだ。
あくまでも、人生を前向きに捉え、真の幸福と喜びを
求めよというフランクルのメセージであろう。
著者 ビクトル・フランクル