取り越し苦労はするな
概して、人は見えるものより
見えないことに思い悩むものである

取り越し苦労はだれでも経験があるはずだ
ただ、これが過ぎると人生至るところで消極的になり
せっかくの飛躍チャンスを失いやすい
また、人によっては心を痛め精神を参らせてしまうようになる
ところが、シーザーも言うように取り越し苦労というのは
見えないものを自分の想像力を使って勝手に
つくってしまっていることがほとんどなのだ
こんなバカげたことで人生を狂わすのはもったいない
リンカーンは人のうわさ話について次のように述べる
「自分の人格は木のようなものであり他人による
うわさはその影である。影は想像上の物であって
木こそが真実なのである」と。
うわさもいい加減なものだから放っておくものだ
チャーチルはさらに激しい
「危険が見に陥った時逃げ出すようではだめだ
かえって危険が二倍になる。決然として立ち向かえば
危険は半分になる。何ごとに出会っても、
決して逃げるな」と。
著者 ジュリアス・シーザー