考え方ひとつ

同じものでも考え方一つ。

やるやつはやるように考えるし

へこたれる奴はへこたれるほうへ考えてしまう

人生は全て考え方一つのところがある。

だから、人生において悲観すべきことはないのかもしれない

たとえば、戦争というものは大変大きな被害を生じ

死者も多く出す。

だからといって、それが終わった時国が敗戦したから

といって嘆いているだけではしょうがない。

ここをチャンスととらえ、国の底力と正しさを

示すためにすぐ立ち上がった人は多い。

松永安左衛門や出光佐三のような、こうした日本人が

たくさんいたおかげで今の日本の繁栄もあるだろう

このことは個人の人生にもあてはまる。

死に至る病になっても物は考えようだ

どうせいつか人は死ぬ。

この病気をきっかけに大きな学びを得、そのあとの人生を

違ったものにする覚悟を持てばいいのだ

　　　　　　　　　　　　　　　　著者　松永安左衛門