質問力、対話力が人を進化させる
優れた質問は知恵の半分と言える
「なぜか」という問いを繰り返しつつ、人は進歩してきた
ベーコンの影響を受けてかイギリスはこの「なぜか」を
伝統的に大切にし発展してきた。
国民にこの「なぜか」の質問が自由に認められないとき
国の未来は厳しく、国民も幸せになれないだろう。
「なぜか」という質問が出てくる問題意識の根幹は
「人が幸せになっていくためにはどうしたらいいのか」
「世の中がよくなっていくにはどうしたらいいのか」
「私はいかに学べば正しい成長ができるのか」
というものであるからだ
また、優れた質問ができる人は、一見正しそうにみえる
人のウソや、よい言葉ばかり口にするが行動、
実践がおかしい人の真の姿を見抜くこともできるようになる
なぜなら、先に述べた根幹の問題意識に優れているために
判断がぶれずに見抜けるのである
著者 フランシス・ベーコン